2006年11月18日 (土)

「チャングムの誓い」最終回

本日23時10分から放送の「チャングムの誓い」は最終回。
一年間、全54話にわたって展開した壮大なドラマも、
本日の「我が道」でフィナーレを迎えることになる。

細かい点ではいろいろ粗もあったけど、総じてなかなか良く出来たドラマだった。
このドラマを支えた太い柱は、チャングムの潔さだったのではないかと思う。

亡き母と師匠の無念を晴らすために復讐を誓うチャングムであったが、
その宿敵を倒すときにも、彼女は決して卑怯な手を使うことはなかった。
彼女は最後まで、宿敵に向かって罪を認めることを促すのであった。
結局、仲間割れした悪者たちは自滅することになる。
正当な復讐だから少々酷いやり方で悪を退治してもかまわない、
といった安っぽい勧善懲悪に陥らなかったのは演出の冴えか?
それも良かった。

医女として、医療に携わる姿勢も素晴らしいものでった彼女は、
人間として、医者として、その志と人格の高さが評価されてついに
一代限りの称号「大長今(テジャングム)」を得る(第53話)。
艱難汝を玉にす!?
幾多の波乱を乗り越えて、さらに精進するチャングムを見習いたいものだ。
難しいなあ(^^)。

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2006年11月 5日 (日)

手塚治虫のラストメッセージ

今夜のNHKスペシャルは「ラストメッセージ①手塚治虫」。
「生命」を生涯のテーマとし、畢生の大業を成し終えた手塚。
彼の足跡を辿りながら、彼が子供たちに遺したメッセージを紹介していく構成に
なっていた。
手塚の想いや意気込みを感じ、彼の熱いメッセージを受け取ることができた。

以下は番組内容からの覚え書き。(正確さを欠いている部分はご容赦を。)

◆手塚治虫のその後の人生を決めた2度の衝撃的な出来事
  ①大阪大空襲の際に非難した淀川堤防で見た光景。
   人形にしか思えない、累々と気付かれた「人間の死体の山」。
  ②研修医時代に看取った患者さんが見せた表情。
   担当医の臨終の言葉と同時に、苦悶の表情から穏やかな表情に変化。
   「生命」とは、たかだか数十年のものではなく、
   もっと宇宙的な規模の壮大なものであることを実感。
◆死の3ケ月前に豊中小で講演したときのラストメッセージ
  ①野次馬のようになんにでも興味を持って頭を突っ込んでいくこと。
  ②自分が受けた衝撃的な出来事・経験を生涯大事に持ち続けること。
  ③生命を大切にすること。
◆ブラック・ジャックの恩師である本間先生の言葉
  老衰で亡くなっていく本間先生を救えず苦悩するブラック・ジャックに対し、
  霊的なイメージとなった本間先生が諭す言葉。先生曰く、
  「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいと思わないか?」

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2006年10月29日 (日)

もうすぐ最終回! チャングムの誓い

昨夜の「チャングムの誓い」は、第51話「医術の心」。
全54話の中でも3本の指に入る感動のエピソード。
天然痘の患者を献身的に看病・治療するチャングムの姿に、、
何かと反発していた内医院(ネイウォン)の医女仲間たちも心を動かされる。
そして、医局長からの上申書の内容。
思わずウルウルしてしまう、最高のカタルシス!

過去ログでも取り上げていますので、よかったらこちらもどうぞ。
  ◆2005/11/27(2005/10/22)
  ◆2005/12/28
  ◆2006/01/09

さて、ラスト3話。
いよいよ「長今(チャングム)」から「大長今(テジャングム)」へ!

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2006年10月28日 (土)

時をかける少女 & かもめ食堂

本日は久御山のイオンシネマへ「時をかける少女」を見に行った。
そうして、家に帰ってからは先日アマゾンで購入した「かもめ食堂」を視聴。
ゆったりと充実した一日だった。

2006年版のアニメ「時をかける少女」は、オリジナルの主役を端役として
うまく配しながら、新しい青春ドラマとしてうまくまとめあげられていた。
主役を含む高校生たちの生活が瑞々しく、痛々しい行動にホロリとさせられる。
まだ未見の方はぜひとも劇場に足を運ぶべし。
この夏いちばんのアニメであったとの評判にウソはなかった。
良かった。

時をかける少女(公式サイト)

さて、「かもめ食堂」。こちらも良かった。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、三人の演技が自然でうまい。
フィンランドを舞台に、ありのままに生きていく小林の姿がいい。
もたいの「好きなことをやっていけていいね」という言葉に対して、
「嫌いなことをしないだけ」と返す小林の言葉が素敵に聞こえる。
何か大きな事件が起こるわけでもないが、日常生活における心の機微の描写に
なんかココロが癒される感じ。
派手さはないが、丁寧に、佳品にまとまっている。

かもめ食堂 DVD かもめ食堂

販売元:バップ
発売日:2006/09/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年10月 1日 (日)

関牧翁の言葉

たまたまつけていたテレビでおもしろい番組を見た。
関牧翁(1903-1991)を取り上げたNHK教育「あの人」(19:45-19:55)。
再放送か、昔放送されたものから選り抜いた内容かのどちらかと思うが、
短い番組ながら興味深い内容だった。
関牧翁は、天竜寺住職・同派管長を務めた自由奔放な禅僧。
曰く、
 ・日常のささいなことをおろそかにするな。
 ・日々、迷いと悟りとの闘いの中に在る。
 ・良いこと、悪いことをまともに受けとめる。
 ・死は死に任せて、無理な死に方をするな。
 ・死ぬときには死ねばよい。
  死ぬときに生きようとするからつらくなるし、
  生きるときに死のうとするからつらくなる。
 ・よく死ぬには一日一日をよく生きること。

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2006年9月24日 (日)

阿弥陀堂だより

午後、久しぶりにDVDで「阿弥陀堂だより」を視聴した。

阿弥陀堂だより 特別版 DVD 阿弥陀堂だより 特別版

販売元:アスミック
発売日:2003/06/06
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何度見てもよい映画だ。
四季の移ろい、ベテラン俳優たちのしっとりとした演技。
自然と人が係わり合いながら、しっかり生きていくさまがよく表現されている。

北林谷栄演じるおうめ婆さんは、幾年月を地道に生きてきた老人のしたたかさと
揺るぎようのない心のさまが伝わってくる、素晴らしい演技。
演技というより、彼女こそおうめ婆さんそのものという感じ。

田村高廣演じる映画オリジナルの幸田先生は、禅の心や武士道精神に通じる
一本筋のとおった日本男児。
田村らしい訥々した演技の中に時折見せる厳しさが、
迷いを見せる主人公に指針を示す。

主人公を演じる寺尾聰、その妻を演じる樋口可南子らは言うまでもなくうまい。
淡々とした村の生活に溶け込みながら優しく妻のことを気遣う主人公(作家)を、
寺尾はさりげなく演じている。
心の病を抱えながら、それに向き合い、一歩一歩着実に歩んでいこうとする
健気で美しい妻(医者)を、樋口が静かに演じている。
(樋口可南子を映画で見るのは本当に久しぶり。)

阿弥陀堂だよりの主人公二人は、医者であり作家である原作者南木佳士の人格が
二つに分けられ投影された人物であることはご存知のとおり。
南木佳士の著作の中で、私が初めて読んだ作品が「阿弥陀堂だより」であり、
また彼の作品中でいちばん好きな小説もこの「阿弥陀堂だより」だ。
そういう意味でも思い入れのある映画だし、原作小説は最近の私の原点になっている
気がする。
小泉監督は日本人の自然観をうまく取り込み、きれいにまとめあげてくれている。
この映画には「雪月風花」がある。

(蛇足)
私と「阿弥陀堂だより」原作との出会いについて。
たまたま、本屋で文庫本コーナーをパトロールしていたとき(特に目当ての本が
なくても週に一度は必ず本屋を巡回している)、文春文庫の前で何か視線のような
ものを感じ、そちらを向いてこの本と「目」が合った。
まさに目が合ったという感じだった。(偶然にも映画公開直前!)
手に取っておもしろそうだったので購入し、一気に読んだ。
良かった。
人の生死について、厳しく、しかし優しい目で真っ直ぐに見つめる作品であった。
以後、南木佳士の作品(小説・エッセイ)にのめりこみ、購入できる著作を入手。
それと同時に、いまさらながら純文学に目を向けることになった。

阿弥陀堂だより Book 阿弥陀堂だより

著者:南木 佳士
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2006年9月22日 (金)

「ある日どこかで」のテーマで復活?

先週はけっこう落ち込んだ一週間だったけど、今週持ち直すことができたのは
「ある日どこかで」のテーマを思い出し、何度も聴いたからかも。
とても心が癒され、安らぐことのできる、優しくて美しい曲。

「ある日どこかで(Somewhere in Time)」日本語サイトの"SIT Whole Story"を
クリックするとBGMとして流れていますので一度聴いてみてください。
こちら↓ こちら↓
http://www.ueda.ne.jp/~peg/

弊ブログでも「ある日どこかで」を取り上げたことがあるので
興味のある方はご覧ください。
ここ↓ ここ↓
http://vagrant-soul.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/somewhere_in_ti_7585.html

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2006年7月21日 (金)

ハウルの動く城

読売テレビの金曜特別ロードショーで「ハウルの動く城」を視聴中だけど、うーん。
最後まで見れるかなあ。おもしろくない。

ハウルの動く城 特別収録版 DVD ハウルの動く城 特別収録版

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2005/11/16
Amazon.co.jpで詳細を確認する

映画やドラマの三種の神器は「脚本・演出・配役(キャスティング)」。
かつての宮崎作品はこれらが素晴らしく調和していたが、「ハウルの動く城」は
いったいどうしちゃったのだろう。
特にキャスティングが悪いけれど、脚本も演出もたいしたことないなあ。
宮崎駿の才能も錆ついてしまったのかな?

物語に惹き込んでいく躍動感がない。展開にワクワクする感じがない。
個々のキャラクターにも魅力を感じない。肉付きの薄い、うすっぺらな造形?
ハウルを演じる木村拓哉が特によろしくない。
うーん。彼を主役にした唯我独尊的なドラマならかまわないのかもしれないが、
主役をはるだけの演技力が、彼の声にはない。残念ながら。
主役の声に必要な意志や艶やかさに欠けるし、魅力のある声とは言えない。

前から思っているけど、宮崎駿は「もののけ姫」で完結しているなあ。
「千と千尋の神隠し」を含めて、「もののけ姫」以降の作品は蛇足でしかないなあ。

Banner_03_32 ←「カリオストロの城」,「風の谷のナウシカ」,
           「天空の城ラピュタ」,そして「紅の豚」!!

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2006年7月19日 (水)

大魔神

KBS京都の「中島貞夫の邦画指定席」で「大魔神(1966年大映)」を視聴した。

Official File Magazine 特撮ヒーローBESTマガジン VOL.11 Book Official File Magazine 特撮ヒーローBESTマガジン VOL.11

著者:講談社
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

優秀な特撮スタッフを有していた大映京都撮影所は、優れた特殊映像とともに
大人も楽しめる娯楽時代劇を制作した。
1966年の春休みをターゲットとした本作をはじめ、夏休み興行を目指して
わずか3ケ月で制作された「大魔神怒る」、冬休みには「大魔神逆襲」と、
わずか1年のあいだに三作が公開されていることになる。

さて、今晩見た「大魔神」だけど、映像がきれいで演出もとても良かった。
(子供の頃にテレビで見たことがあるのだけど、細かい点は忘却の彼方)
これ以上ないというシンプルなストーリイだけど、それだけに焦点が絞れており
ダラダラしたところがない。リズムよく物語は進行していく。
特撮映像と普通映像の融合・調和も見事なもので、40年前には今のような
デジタル技術がなかったことを考えるとスゴイことだと思う。

<あらすじ(超あらっぽいすじ)>
元家老・大舘左馬之助の謀反によって謀殺された領主・花房忠清の忘れ形見、
兄・忠文、妹・小笹らは、近臣の者・猿丸小源太によって
山の守り神として封印されている武神像の傍らで隠遁生活を送っていた。
10年後のある日、小源太は左馬之助の手の者に捕縛される。
そしてさらに、小源太を救おうとした忠文までもが捕まってしまう。
謀反のみならず、圧制により領民を苦しめる左馬之助は、武神像の破壊と
小源太・忠文の処刑を命ずる。
処刑寸前の兄たちを救いたいと武神像に祈りを捧げる小笹。
そのとき、天変地異とともに武神像は怒りの形相の巨大な魔神に変貌する。
怒りをあらわにした大魔神は処刑台を粉砕し、左馬之助に鉄槌を下す。
大魔神の怒りは収まらず、罪のない領民をも襲い始めるが、
身を挺して訴える小笹の涙に触れて怒りを鎮めていく。
怒りの形相から温和な武神像の表情に戻り、土となって崩れ去る。

神の怒りは老若男女を問わず人間に向けられるが、
無垢なる祈りによってなんとか鎮められていく。
ひるがえって現代、地球を襲う異常気象は、自然を破壊し、
やりたい放題している人間に対する大魔神の怒りの序奏なのかもしれない。

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2006年6月30日 (金)

戦国自衛隊1549

金曜ロードショーで放送していたので、用事しながら見た。
用事しながらなのでところどころ見逃してしまったが、だいたいの筋と内容は
おさえることができているので少しコメントを。

けっこう悪い評判を聞いていたのであまり期待していなかったが、
予想していたより出来はよかった気がする。まあまあ楽しめた。
少なくとも、去年にテレビスペシャルで放送していた反町版よりは......。
エライ簡単に、狙いどおりにタイムスリップする点や、物事がご都合どおりに
進展していく点など、つっこみどころが満載ではあるが......。
そういう意味では、映画館に行って見ようとは思わないレベルかな?

先行した部隊を追っかけて救出に向かうのであれば、2年後と言わず何故
直後を目指さないのだろう。
先回りすることは、既に確定していた事実に反することになるから
タイムパラドックスにつながるので無理にしても、直後を狙うことはできたはず。

細かい点では......
◆江口洋介演ずる鹿島。物語の中心になるだけの魅力や人間的な強さに欠ける。
 主役にしては弱い(線が細いor影が薄い)。
◆鈴木京香演ずる神崎二等陸尉。あまり活躍なく、存在感がない。
◆鹿賀丈史演ずる的場一等陸佐=織田信長2号。徳川の支配、太平洋戦争敗北、
 平成の堕落などのない新たな世界を築こうとしているくせに、信長1号と
 似たり寄ったりのことをしているのが理解できない。己の信じる道を歩まんと、
 斬新な考えのもと具体的に行動している描写が欲しかった。
◆生瀬勝久演ずる森三等陸佐。何故自ら死(決死の特攻)を選んだのか?
 あの時代の人を殺したくなかったから? 不明。
◆北村一輝演ずる七兵衛(→織田信長3号)。なかなか決まっていた。
◆綾瀬はるか演ずる濃姫。残念ながらイマイチの演技(へたっぴ)だった。
◆伊武雅刀演ずる斉藤道三。怪しく、しぶとく、しっかり好演。
 何度も死んだと思わせて最後まで生き残る点は、さすがデスラー総統!

自衛隊の装備がどうとか、特撮がどうとか、CGがどうとか、そういった点は
あまり気にせず、目をつむることにします。

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