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2006年7月 9日 (日)

裁判官は無能者?

広島市の小学1年生、木下あいりさんが殺害された事件(広島女児殺害事件)で
殺人や強制猥褻致死などの罪を問われていたペルー国籍の無職ホセ・マヌエル・トーレス・ヤギ被告(34)に無期懲役(求刑死刑)の判決が言い渡された。
朝日新聞7月5日朝刊1面によると、
4日の広島地裁判決(岩倉広修裁判長)は「児童を陵辱したあげく尊い命を奪った冷酷非情な犯行で社会にも多大な影響与えた」としたうえで、「被害者は1人であり、計画性はなく、前科も立証されていない。死刑で臨むにはなお疑念が残る」と述べた。
とあった。
さらに解説欄に目を移すと、
(前略)死刑を適用するかどうかは、4人が殺害された永山事件の最高裁判決(83年)が基準とされる。......(中略)......▼このうち最も重視されてきたのが被害者の数だ。......(中略)......▼判決は「一人ひとりの命が尊いからこそ、単数より複数の命を奪う行為がより強い非難に値する」との解釈を示し、被害者は1人なら「他の要素で悪質性の高さが必要」とした。......(以下略)
と書かれたいた。

この記事を読んでいると憤りを覚えて不快な気持ちになってくる。
裁判官って無能者?
過去の判例を重視して、ただそれに従うだけなら誰でもできるじゃん。
今回の事件固有の問題に対して独自の判断・判決を下してこそ裁判でしょ。
何を考えているのだ。
被害者の数を問題にしている点もナンセンス。
たとえ1人であろうと、その人は過去・現在・未来を通じてこの世にただひとり。
1であって無限大の存在だ。代わりはいない。
この馬鹿判決を悪用するなら、「前科なしで1人殺害しても、悪くて無期懲役で死刑になることはないから、真面目に服役すればいずれは仮出所できる。税金でタダ飯を食わせてもらいながら」ということになる。

再犯予備軍を大事に養っておき、ころあいを見計らって獣(けだもの)を野に放つ。
そして悲劇は繰り返される......。

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コメント

自分はてっきり、裁判官がアホウなので、
裁判員制度が始まるのかと(笑)

市民が市民の目線で言葉を尽くすことが、
これからの司法では必要なことではないでせうか。

投稿: zooquie(コメントでははじめまして) | 2006年7月 9日 (日) 20時56分

>zooquieさん

こんばんは。いらっしゃいませ。
コメントいただいたとおりですね。
市民の目線を大切にした判断が、司法の場には必要ですね。

最近の凶悪な事件では、少年法の限界を逆手にとったり、
過去の判例を元に開き直った発言をする被疑者もいますからね。
同様の犯罪を抑止するために少々厳しめの判決を出したところで
世間は納得するはずです。

裁判官になられる方は日本の偏差値至上主義教育の王道を歩んで来られた
優秀な方々ですから、巷(彼らにとっては下界)で起こっていることに対しても
自分たちとは関係ない世界の出来事ぐらいにしか考えていないのでしょうね。

投稿: たお | 2006年7月 9日 (日) 22時03分

この記事へのコメントは終了しました。

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